最終更新日: 2023年5月18日

「品質管理に、革命を。」を理念に、ゲームのテスト自動化などの品質管理事業を展開するAIQVE ONE(アイキューブワン)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山崎太郎、以下AIQVE ONE)は、2023年1月18日(水)にゲーム開発に携わっている方、品質管理に携わっている方を対象にしたセミナーイベント「QA Tech Night vol.7」をオフライン・オンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。

QA Tech Night」はAIQVE ONEが主催する、品質管理をテーマにしたセミナーイベントです。

品質管理の最新トレンドのほか、ゲーム業界の最新技術などを紹介することで業界全体の発展につなげたいと考えています。今回初の試みとしてオフラインも併せたハイブリッド形式になることから、今まで使用していたイベントロゴやバナー画像を一新いたしました。

QA Tech Night vol.7」では、日本マイクロソフト株式会社の品川オフィスをお借りして、ご登壇者にゲームQAでのAI活用方法や、自動化の最新情報、品質保証の未来についてなどをお話しいただきます。

また、パネルディスカッションでは「ゲームQA自動化とAIの活用~未来のゲームテストを考えてみる~」をテーマにディスカッションを行います。

■セミナー概要

開催日:2023年1月18日(水) 18:30開場/19:00開始(予定)
※セミナー時間は3時間程度を予定しています
形式:オンライン生配信とオフライン開催のハイブリッド形式(事前申込制)
オフライン会場:日本マイクロソフト株式会社 品川オフィス
オンライン配信:オンライン会議ツールZoomにて配信
※お申し込みいただいた方にZoomのルーム情報をお送りいたします
費用:無料
対象:ゲーム開発に携わっている方
品質管理に携わっている方
イベントページ・お申し込み: https://connpass.com/event/270442/
※オフライン会場にてイベント後のアンケートにご回答いただいた方全員に、弊社社員が執筆した書籍「ゲームをテストする バグのないゲームを支える知識と手法」を無料でプレゼントいたします。
書籍詳細https://www.aiqveone.co.jp/news/2022/866/

■登壇情報

登壇とパネルディスカッションの二部形式で実施いたします。

<一部 登壇>
「ゲーム開発・テスト・運用へのAI・ボットの活用 ~マイクロソフトのゲーム開発スタジオの事例~」
【登壇者】
日本マイクロソフト株式会社 Gaming Technical Specialist @ Microsoft 下田 純也氏
【講演内容】
マイクロソフトには20を超えるゲーム開発スタジオがあり、ゲーム開発・テスト・運用に関する様々なノウハウがスタジオ横断的に共有されており、実際に運用されています。

本日はそこから得られたノウハウ、ForzaやGearsでの事例等からQA・テストの部分を重点的に開発者の皆様に共有・ディスカッションさせていただければと思います。また、リリース後の運用フェイズでのQAやサポート業務へのAI活用、具体的にはSNS分析、ゲーム内コミュニケーションの分析、Q&Aボット等についてもご紹介させていただければと思います。

「AIのアートはほんものか? 〜AIと品質保証と作業効率化の超未来〜」
【登壇者】
モリカトロン株式会社 代表取締役 森川 幸人氏
【講演内容】
昨今話題になっているジェネレーティブAI。

AIが作り出すアートは、開発者の作業効率を上げてくれるのか、仕事を奪う敵になるのか。品質保証、効率化というキーワードでQA業務についても切り込んでいきます。

「”ゲームをAIでテスト”のホントのところ。 ~ゲーム開発を強力にサポートする自動プレイテストAI 『Playable!」の野望~」
【登壇者】
株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 部長 松木 晋祐氏
【講演内容】
ゲームのテストをAIに肩代わりさせることは現在どこまで実現できているのでしょうか。
そもそも、「ゲームのテスト」にはどんなものがあって、どの部分をサポートするものなのでしょうか。
モリカトロンとベリサーブが共同開発したゲームの自動プレイテストAI「Playable!」の事例をもとに、ゲーム✕AI✕テストのホントのところと、今後の野望についてお話させていただきます。

<二部 パネルディスカッション>
「ゲームQA自動化とAIの活用~未来のゲームテストを考えてみる~」

日本デジタルゲーム学会 理事 三宅 陽一郎氏
日本マイクロソフト株式会社 Gaming Technical Specialist @ Microsoft 下田 純也氏
モリカトロン株式会社 代表取締役 森川 幸人氏
株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 部長 松木 晋祐氏
モデレーター:AIQVE ONE株式会社セールス・マーケティング部 部長 桑野 範久

■登壇者プロフィール

・三宅 陽一郎
日本デジタルゲーム学会 理事
ゲームAI開発者

デジタルゲームにおける人工知能を専門に研究、開発を行う。
博士(工学、東京大学)。著作に「ゲーム情報学概論」、「人工知能のための哲学塾」、「ゲームAI技術入門」、「絵でわかる人工知能」(森川 幸人と共著)等多数。

東京大学生産技術研究所特任教授、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学先端科学技術研究センターリサーチフェロー。IGDA日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、DiGRA JAPAN 理事、芸術科学会理事、人工知能学会理事・シニア編集委員などの活動を行う。

・下田 純也
日本マイクロソフト株式会社
Gaming Ecosystem Organization/Gaming Solution Architect

略歴
2020年 Microsoftに出戻り (゚∀゚)タダイマ!
2017年 某クラウドの会社に入社
2010年 某ゲームエンジン&ゲーム開発の会社に入社
2002年 Microsoftに1度目の入社
1991年 ファミコンやゲームギアのゲーム開発からゲーム業界入り
ファミコン世代からXbox 360世代までゲーム開発リード
その後は開発支援を中心に、クライアントサイドからバックエンドまでカバー

・森川 幸人
ゲームAI設計者、グラフィック・クリエイター
monoAI technology株式会社 取締役
モリカトロン株式会社 代表取締役
筑波大学非常勤講師
東京国際工科専門職大学非常勤講師

主な仕事は、ゲームAIの研究開発、CG制作、ゲームソフト、スマホアプリ開発。
2004年「くまうた」で文化庁メディア芸術祭 審査員推薦賞、2011年「ヌカカの結婚」で第一回ダ・ヴィンチ電子書籍大賞大賞受賞。
代表作は、
「アインシュタイン」「ウゴウゴ・ルーガ」(テレビ番組CG)
「ジャンピング・フラッシュ」「アストロノーカ」「くまうた」(ゲームソフト)
「マッチ箱の脳」「テロメアの帽子」「ヌカカの結婚」「絵でわかる人工知能」(書籍)
「ヌカカの結婚」「アニマル・レスキュー」「ねこがきた」など(iPhone,androidアプリ)

・松木 晋祐
株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 部長 / AIQVE ONE 株式会社 技術顧問

独立系ソフトウェアベンダにて、テストオペレータから品質部門統括まで、ソフトウェアテストと品質保証にまつわるさまざまなロールを経験後、ベリサーブへJOIN。ソフトウェア開発、先進技術推進、応用技術開発を担う部門を創設、運用しつつプレーヤーとしてゲーム分野へのAI4QA技術/製品開発等を担当。社外ではJaSST東京実行委員, テスト自動化研究会Founder, 東京電機大学CySec講師, ISO/IEC JTC1/SC7/WG26 など。共著に システムテスト自動化 標準ガイド(翔泳社)、Androidアプリ テスト技法(秀和システム)など